命綱にもなりうる通信を
この目で、見守り続ける。

モバイル建設
2015年新卒入社

吉武 史恵Fumie Yoshitake

就職活動を振り返って

この会社を知ったきっかけは、母校の先輩が数多く入社していたからです。実際に働いている先輩の話を聞く機会もあり、技術系の仕事にもかかわらず女性も働きやすい職場であることに魅力を感じていました。また、通信インフラというものが、電気や水道と同じくらい私たちの暮らしには欠かせない事業であると分かり、自分も社会の役に立つ仕事がしたいと思い、入社を決めました。

現在の仕事内容は?

品質サポート部の主な役割は、全国で建設が進められている基地局が無事に竣工し、その後も問題なく運用されているのかどうかを管理することです。本部に毎日届く通信データを活用し、電波が安定して通信できているかどうかを調査します。不具合が検知された際には、建設工事の担当部署などに状況確認や対応をお願いし、必要があればデータも解析し、不具合の原因を突きとめます。通信状況を確認する際のポイントは、基地局と基地局の境目で電波が途切れることなく通信できるかどうか、想定していたレベルで電波がつながっているかどうかなど。一つひとつ、基地局の置かれている環境なども考慮して判断する必要があるので、毎日処理するデータは大量です。しかし、私たちがご利用いただくお客さまよりも先に不具合に気づくことで、守られる日常があるのだと思うとモチベーションも上がります。クレームにつながることのないよう、起こりうる問題を先読みするつもりでデータを読み解くよう心がけています。

印象に残っている仕事は?

具体的な業務ではありませんが、KDDIエンジニアリングに入社したとき、通信インフラはときには誰かの命綱になりうるのだと学んだことは、入社6年経った今でも大切にしています。というのも、もしうまく通信をつなげられなかったら、救急車の手配にも影響してしまうことがあるからです。私たち品質サポート部の一番の役割は、問題をいち早く検知すること。建設やファシリティの部署のように、手を動かして目に見える作業をしているわけではありませんが、目に見えないものだからこそ、私たちが問題を可視化し、改善へつなげていく意味があるのだと考えるきっかけになりました。

今後の目標は?

まずは、いまの部署でさらにスキルアップできるよう経験を積んでいきたいですね。KDDIエンジニアリングは、自分がやりたいと思ったことには必ず挑戦の機会を用意してくれる会社です。いまのうちに、資格を幅広く取得し、自分にやりたいことができた時や、会社が自分を必要としてくれたときに即戦力として活躍できるよう準備しておきたいです。

休日の過ごし方は?

休日は、家でドラマや映画を見たり、散歩したり。時間があるときは友人に会ったり、ショッピングに出かけたりしています。また、KDDIエンジニアリングは最近テレワークを推奨しており、働く場所が格段に広がりました。いずれは実家のある山口県で働くのもいいですね。ワークライフバランスを大切に働き続けたいと考えています。

掲載日 2021年4月