会社の進化のため、
社員の知識と意識を
進化させていく。

事業運営基盤強化
2021年キャリア入社

内田 瑠美Rumi Uchida

就職活動を振り返って

入社前は美容系のサービス業に10年ほど携わっており、お客さまへの施術の提供に加え、顧客データを管理する事務系の業務にも従事してきました。そうした仕事の中でデータ管理システムをつくる側の仕事にも興味を持つようになり、その後、30歳すぎに転職活動を開始。派遣社員としてKDDIで働いていた時に、業務を通じてグループ会社であるKDDIエンジニアリングの社内向けポータルサイトを目にする機会がありました。そのポータルサイトは、デザイン性が非常に高く、社内の人たちが自分たちの力で作っていると知った時、「こうしたサイトを作れる人と一緒に仕事をしたい!」と強く思い、転職を決意しました。

現在の仕事内容は?

現在は、主に社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に力を入れています。その一環として、RPA(Robotic Process Automation)ツールというロボットを活用した自動化システムを社員に活用してもらうための教育研修などを行なっています。自動化により業務を効率化し、それによって創出された時間を「学び」や「更なる業務改善」などに充てることができます。派遣社員時代には、RPAツールそのものの開発に関わっていました。そのときの経験も活かして、現在はツールを活用したことのない社員へ研修を実施しそれぞれの部署でRPAツールの活用を推進しています。DX推進の目的は、単なる自動化というわけではありません。業務の全体像を洗い出して、どの部分を自動化すべきかを見直し、最終的には業務全体をスマートにすることが本来の狙い。そのために、ツールの活用方法を社員にレクチャーするだけでなく、業務の効率化に困っている部署があれはこちらからツールの活用を提案することもあります。また、自動化による業務の効率化の他に、入社の決め手になった社内ポータルサイトのリニューアルにも携わっており、社内ミーティングで意見を求められることもあります。リニューアルには、また新しいツールを使用するので、自分自身も勉強を進めながら業務に取り組んでいます。

印象に残っている仕事は?

多くの社員にレクチャーするなかで、人に伝えることの難しさを実感しています。「どうしたら伝わるか」「どうすればより効率的にレクチャーできるのか」といった視点で、自分の知識を捉え直しながら、社員に教えるようにしています。たとえば、難しいプログラミングの言葉を全部細かく教えていてはきりがなく、なかなかメインの作業に進むことができません。ある程度説明を省いても良い言葉については「これは、呪文だと思ってください」なんて説明をすることも(笑)。自分が教えたことを社員がしっかり理解して、ツールを活用できるようになっているのを見ると大きなやりがいを感じます。

今後の目標は?

ともに働く先輩を見ていると「こんなことがしたい」という思いを持って考えて行動すれば、実現できるチャンスが回ってくるのがKDDIエンジニアリングの魅力だと気づきました。上から与えられた仕事をただこなすのではなく、皆が仕事に当事者意識を持って取り組んでいる。だからこそ、何かを達成したときの喜びも大きいように感じます。私も、そんな風に仕事に主体的に取り組めるように、知識や経験を増やすのはもちろん、それに加えてデザインなどの力も磨き、より自分にできることを増やしていければと思っています。

休日の過ごし方は?

週末には、愛犬を散歩に連れていったり、愛猫とまったり過ごしたりしています。動物が大好きなので、すごく癒されています。

掲載日 2021年4月