社員インタビュー

田島 かおる子 さん
経営管理本部 総務部 企画G
2022年入社
業務を通じて、自身の変化や
成長を感じられる仕事
経営管理本部には、購買部・経理部・人財開発部・人事部・総務部の5つの部署があります。その中で、私が所属する総務部 企画グループでは、株主総会や取締役会の開催から、企業倫理といったコンプライアンス、ガバナンスに関することのほか、広報業務や法務業務も担っています。イメージ的には、経営管理本部のどこにも属さない仕事を行う『何でも屋さん』みたいな部署ですね(笑)。私自身は、契約書のチェックなど企業法務をメインに担当していますが、前職の法律事務所で働いていたころは企業法務に携わることが少なく、この会社に入社するまで企業法務の知識が全くありませんでした。そのため当初は戸惑うこともありましたが、丁寧に指導してくださる上司の元で、総務も企業法務も新たに学び直すことができました。以前の職場では、弁護士が表に立ち、私は完全に裏方の仕事でしたので、他社の方と業務上のコミュニケーションをとる機会がほとんどなかったんです。
ところが、今は経営管理本部以外の方々ともコミュニケーションをとったり、さまざまな人と関わる機会が多いんですね。私はそんなに積極的な人間ではありませんし、社交性があるほうでもないので、自分には企業での仕事は向いていないのではないかと感じることも正直ありました。でも今は、業務を通じて精神的に強くなったように思いますし、自分の変化を感じるようにもなりました。この会社に入社したことで少し成長できたのかもしれません。
会社全体の取り組みを
把握できるのが、
総務部 企画Gの魅力の一つ
入社間もないタイミングで携わった企業倫理委員会の事務局の仕事は、とても印象に残っています。会社全体の企業倫理活動、内部統制活動、安全品質向上活動を取りまとめて、親会社であるKDDIに報告するための資料を作成する仕事でした。各部署にお声がけして、どのような活動を実施したかを資料化していただき、それを事務局が集約して体裁を整えて提出までを担うのですが、労力的にも時間的にも、とても大変な仕事でした。
まだ会社のことも、組織についてもわからない状況の中、活動内容を伝えられてもすぐには理解できませんでした。そもそも、資料にはよくわからない言葉が羅列されているので、まとめるのに苦労しましたが、最初にこの経験をしたことが、自分を変える機会にもなったのかもしれません。期間的には1ヶ月半ほどの作業でしたが、慣れない環境下でやり遂げられたことが印象深く心に残っています。
現在では、総務部としての仕事はもちろんのこと、各所から法務に関する問い合わせが私の元に届くんですね。内容によっては、関係各所にヒアリングするケースもあります。結果、問題解決の手助けができたときには、社員の皆さんの働きやすさに貢献できている感じがしますし、役に立てて良かったと素直に思いますね。ありがたいことに皆さんから「ありがとう」と言っていただけることも多くて恐縮するのですが、その一言が日々のやりがいになっているのかなとも感じています。
大企業になればなるほど、自分が所属している部署以外の業務内容を把握しにくいと思うんですね。それは、この会社も同じですが、総務部 企画グループにいると経営管理本部以外の事業部の取り組みについても把握しやすい部分があります。会社全体として、どのように動いているのかがわかるのも、この部署の魅力の一つではないかと思っています。
よりアクティブに
法務の仕事に携わり、
会社や社員に貢献したい
総務部 企画グループには6名の社員が所属していますが、法務の仕事に携わる人数が少ないのが現状です。一方、新規案件は増えていて、契約書の件数を集約すると前年度、前々年度に比べて増えています。新規事業の拡大に伴い、今後さらに契約書の相談件数やトラブルに関する相談が増えてくるはずなんですね。なので、法務担当ではなく法務グループみたいな組織を作ることができれば、契約書だけではなく、日頃のちょっとした法的な相談にも対応できるようになると思うんです。待っているだけではなくて、ヒアリングに出向く出張相談のような取り組みができたなら、もっと社員の皆さんの役に立てるのではないかと。そんなことを漠然と考えています。
柔らかい雰囲気に満ちた職場、
『働き方』の選択も可能
大学が法学部法律学科ということもあって、卒業後は法律事務所に入社しました。ずっと法律に関わる仕事を続けていきたい思いがあり、そのためには企業の法務などの幅広い知識と経験が必要だと感じて転職しました。まだエネルギーのある若いうちに頑張ってみようと企業探しを行い、KDDIエンジニアリングに出会ったのですが、募集要項の『総務法務』という職種と、『働きやすさ』について詳細に書かれていた点が決め手となりました。
実際、『働きやすさ』に関しては、その通りだと思っています。これは私の所属する部署の話になりますが、すごく柔らかい雰囲気の職場です。
また、上司に何か提案する際などは、しっかり話を聞いていただけますので、積極性をもって仕事に取り組みたい人はモチベーションが上がるのではないでしょうか。私の場合、短納期の仕事は滅多にないので、しっかり計画を立てていれば、自分のペースで仕事を進めることが可能です。フレックスタイム制や変形労働時間制など働き方を選ぶこともできますから、時間の融通が利くのも私にとっては大きなメリットであり、とてもありがたく感じています。自分の会社を褒めすぎるのもどうかと思いますが、本当に働きやすい会社だと思っています。