最初に使っていた携帯電話はガラケーでしたが、数年後にスマートフォンが普及していった中、自分もスマートフォンを所有したときに「これはすごいな」と思った記憶が鮮烈に残っているんです。通信速度も全然違いましたし、できることもすごく広がっている。それを実際に体感し、通信業界に興味を持ったことを覚えています。ただ、その時点では特定の会社をイメージしてはいなかったのですが、私の学校から毎年のように先輩がKDDIエンジニアリングに入社している流れがあり、それがKDDIエンジニアリングを知るきっかけとなりました。
私の場合、インターンシップに参加したのですが、それまでは災害時に活躍しているとか保守業務のイメージが強かったんですが、実際にはアンテナ設備の建設など幅広い仕事をしている会社であることを知りました。
入社後、最初に配属されたのは、営業本部 工事部 電力グループという太陽光発電所建設の元請業務を行う部署でした。まさに入社前のイメージとのギャップを感じる仕事でしたね。
しかも、建設という部分では同じでも、基地局とは全然違うものを造ることになりますし、そのためのルールも違う。最初は少し戸惑ったことを覚えています。その後、ファシリティ建設部でKDDIのネットワークセンターや拠点の電力設備の工事などを管理する部署に配属され、2019年から現在の建設事業本部に所属しています。
建設事業本部は、携帯電話の基地局建設を管理する部署になるのですが、私が所属する屋内センターは、駅や商業施設など建物内での業務を担当しています。その中で、私自身はチームリーダーとして工程管理のほか業務全般の管理を任されています。
担当エリアは沖縄県を除く全国になりますが、実際に工事に携わるのは各エリアのパートナー企業さまになるため、私が現地へ頻繁に足を運ぶことはないんです。ただ、屋内センターが一括で全国のエリアを担当しているので、私どもは全国各地のパートナー企業さまからご連絡をいただき、さまざまなお問い合わせやご相談に対応する業務をしています。