女性社員の活躍

キャリアも、育児も、
あきらめなくていい。

KDDIエンジニアリングは、女性の活躍推進に力を入れ、働く環境やキャリアの仕組みを整えています。
仕事と育児の両立を実現しながら、自分自身のキャリアも磨き続けている女性社員の仕事や
会社、家庭に対する思いや1日の働き方などをご紹介します。

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仕事の達成感がうれしい。
DXのスキルを習得中。

建設事業本部 アクセス本部 固定アクセス回線開通部 管理グループ 主任
2010年新卒入社

中村 幸子Yukiko Nakamura

Profile
高等専門学校を卒業後、KDDIエンジニアリングに入社。法人向け固定回線に関する部署に所属し、ビルのケーブル工事や通信機器設置工事の発注・精算業務を担当。入社5年目に結婚し、6年目、8年目に子どもを授かる。現在は、2児のママ。

この会社に決めた理由は?

「早く自分で稼いで、自分の力で生活したい」という思いで高専に入学。就職活動では、工場などでの品質管理の仕事を希望していました。しかし、「女性より、男性がほしい」といった雰囲気を感じる会社が多く、なかなか内定につながりませんでした。そんな時、私の兄が自分の勤め先でもあるKDDIエンジニアリングを紹介してくれました。最初は専攻分野が違うことに不安もありましたが、「知識や技術に不安があっても、しっかりサポートしてくれる先輩社員がいて研修制度も整っている」と伺い、入社を決めました。「男女関係なく、自ら考え、行動するやる気がある人を求めている」という会社の姿勢にも魅力を感じました。

私にとって『仕事』とは?

じつは、育児休職(注1)取得中、「念願の専業主婦生活だ」と喜んでいた時期もありました。しかし、育児は頑張ったことを直接誰かから褒められたり、評価されるものではありません。子どもとの時間は特別なものでとても楽しく、幸せですが、それとは別に自分の頑張りが目に見える形で評価されることが日々の大きなモチベーションになっていたのだと気づきました。仕事から離れて、自分にとって、仕事とはどういうものなのか、ということを深く考えることになりました。とくに、弊社は「通信インフラを守る、つなげる」という社会的な使命を担っています。その会社の一員として責任を持って仕事と向き合えることは、とても大きな充実感につながっています。
注1)育児休職…最大子どもが2歳まで取得可能。

5年後、10年後のキャリア

現在、私のミッションの一つに業務のDX化があり、そのために勉強する機会は制度として会社に多く整っています。5年後は、このDX化をやり遂げたいですね。10年後に関しては、正直、まだ見えていない部分も多いですが、尊敬する女性部長のようなマネジメント職やDXに関するプロフェッショナル職として私らしいキャリアを歩んでいけたらと思っています。

ここがオススメ!働く環境

テレワーク勤務はかなり活用しています。これまでは埼玉からの通勤時間の関係もあり、短時間勤務(注2)で業務を行っていましたが、どうしても時間が足りず、もどかしく思うことも多くありました。それが、テレワーク勤務の活用により、通常勤務の7.5時間を確保できるようになり、さらに1時間単位の時間休も取得できるので育児との両立がかなりスムーズになりました。
注2)短時間勤務…1日の育児所定就業時間は5時間以上7時間までの範囲で、30分を単位として1ヶ月単位で設定し勤務するもの。短時間勤務の適用を受ける期間について給与は減額されます。最大子どもが12歳まで取得可能。

A DAY

08:00
テレワーク開始。前日の勤務時間を登録し、朝礼の資料作成に取りかかります。社内掲示板やタスクチェックできるツールはかなり役に立ちます。
09:30
オンライン朝礼。メンバーと業務内外の話題を共有します。
10:00
DX_プロジェクトマネジメント研修を受講。社内で希望者に動画配信している研修を受講し、DXに関するスキルアップを図ります。
12:00
お昼の休憩。この日は自炊で韓国料理「スンドゥブ」を夫の分も作り、一緒に食べました。
13:00
DX_ITツールの作成。私のミッションである『業務の見える化』に向け、ITツールを作成中。デザインや条件の組み込みに苦戦。
15:15
発注精算業務の取りまとめ。15分の休憩を挟んで、もう一つのミッションである『プロセス統合』の業務にあたる。
16:30
テレワーク終了。追加の依頼や至急の対応がないかを整理し、この日の業務は終了。保育園の迎えは夫に任せているので、その間に夕食の準備。

※本勤務は、フレックスを使用した場合の勤務形態です。

掲載日 2023年3月

02

子どもの医療的ケアをしながら、
若手社員も育成中。

経営管理本部 人財開発部人財開発グループ 課長
2005年中途入社

石田 朋恵Tomoe Ishida

Profile
KDDIグループの別会社でCADオペレーターの仕事に従事していたこともあり、KDDIエンジニアリングの設立の年に入社する。入社後はいくつかの部署を経験し、現在は、新卒入社社員から入社6年目までの若手社員向け研修の企画・実施を担当。私生活では母として11歳の長男と医療的ケアが必要な7歳の長女を育てている。

この会社に決めた理由は?

もともとKDDIグループの働きやすさ、人間関係の心地良さは十分知っていました。なので、入社のお誘いがあった際は快諾。迷わず入社を決めました。入社後は、二人の子どもにも恵まれ、育児休職(注1)取得後も短時間勤務(注2)を利用しながら仕事が継続できる環境に感謝しています。お互いが支えあって、より良い環境をつくり上げている素敵な会社だと実感しています。
注1)育児休職…最大子どもが2歳まで取得可能。
注2)短時間勤務…1日の育児所定就業時間は5時間以上7時間までの範囲で、30分を単位として1ヶ月単位で設定し勤務するもの。短時間勤務の適用を受ける期間について給与は減額されます。最大子どもが12歳まで取得可能。

私にとって『仕事』とは?

正直、結婚や出産をする前までは『仕事は自己実現や社会貢献のため』と思っていましたが、自分を含め社会にはさまざまな環境、問題を抱えながら仕事をしている方も多いと気付いてからは、問題を抱えながらも普通に仕事に従事し、それを知っていただくことが社会貢献につながるのではないかと考えるようになりました。現在は、人財開発グループで若手社員の人材育成を担当。新入社員研修では高等専門学校を卒業したばかりの若い社員が社会人として自立するための第一歩をスムーズに踏み出せるよう、半年かけて教育しています。また、入社6年目までの若手社員については、成長段階に応じたビジネススキルの習得とキャリア醸成のためのマインド強化に取り組んでいます。

5年後、10年後のキャリア

私は現在、医療的ケア(自宅などで日常的に継続的に行われる「医療行為」)が必要な子どもを育てながら仕事をしていますが、疾患のある子どもの子育てや介護などで仕事をあきらめざるを得ない方々も多く見てきました。だからこそ、私がキャリアをあきらめず働くことで、同じような境遇の方へのエールになるのではと思い仕事を続けています。また、同じ会社の仲間にもこうした働き方をしている同僚がいることを広く知ってもらい、誰もがより働きやすい会社にしていけたらと考えています。

ここがオススメ!働く環境

勤務中に子どもの様子を確認することができるため、テレワーク勤務は本当にありがたいですね。産前産後休暇・育児休暇制度に加えて今は妊娠中の支援が充実し、復職に向けた復職面談、人事部の担当や産休・育休中の社員同士でやりとりできるシステムもあり、悩みや不安をサポートし合えるので安心です。

A DAY

08:30
テレワーク開始。パソコンを立ち上げ、この日に実施する若手社員向けのオンライン研修の準備を行う。
09:30
オンライン研修を開始。進行を講師に引継ぎ、講義を聞きながら、チームメンバーとの業務進捗の確認など別の業務を進めていきます。
11:00
次年度の新入社員研修の打ち合わせ。すべての研修で『何のために行うのか』という目的の部分をしっかり議論します。
12:00
お昼の休憩。テレワークの時は簡単に済ませることが多いですね。この日は、夫が作ってくれました。
13:00
午後の勤務スタート。オンライン研修の様子を確認し、午前中の打ち合わせ内容を反映した次年度の研修予算の整理や資料の作成を行います。
15:00
子どもが帰宅したらケアを行い、作業を続けます。
17:15
オンライン研修が終了。終了後は、受講した社員の様子を講師からフィードバックを受け、次回の改善に役立てます。
18:30
業務終了。状況によっては夕食後に残業を行うこともありますが、在宅だと柔軟に働けるので助かりますね。

掲載日 2023年3月